「良く進められている」とエネルギー使用合理化専門員をうならせた、河北リハビリテーション病院の省エネ活動。診断結果を受けての様々な施策が、効果の試算とともに示された提案報告会から4カ月、その後の進捗状況を確認し、今後の省エネ活動をより効率的に進めていただけるよう、省エネルギーセンターから、診断指導部の職員がお伺いしました。
各現場の協力を含む、運用改善の成果。
前回の提案項目のうち、最も大きな効果が見込まれた空調機そのものの変更についても、既に予算申請を済ませるとともに、機種選定を含む細かい詰めに入っているとのこと。今後更なる改善が期待できそうです。
各現場で自主的に行われる節電活動の徹底ぶりにも、驚かされます。
現場チェックのあとは、更に踏み込んだディスカッションが行われました。病院という施設の性格上、本来の機能を犠牲にすることは許されない。医療器具の刷新が必要な場合、省エネ関連の投資は優先順位が下がってしまう…。率直な意見が交わされる中で、SII(一般財団法人環境共創イニシアチブ)などが募集を行う各種補助金制度の情報をこまめにチェックし、上手く利用することも提言され、熱心に耳を傾けられていました。