高い省エネ意識を持ちながら、同時に「社内だけで更なる省エネを達成することに限界」を感じ、省エネ診断を申し込まれたひかり工業。入念な現場チェックと打ち合わせが行われた前回の調査から約2カ月。省エネルギーセンターから、再び2名のエネルギー使用合理化専門員がお伺いしました。
着実に進めるための「エネルギー管理体制」まで。
各施策は、一、投資を伴わず、運用で実施できるもの 二、5年以内に投資回収できるもの 三、投資回収までに5年以上を要するもの 大きく3種に分類され、すぐ実行できるものから、大がかりなものまで、総合的な視点から提案されます。また、「エネルギー管理体制」や「エネルギーの見える化」など、省エネ施策を確実に推進する仕組みづくりについても言及されました。
わずかなコストで効果が上がる、意外なアイデア。
「ホームセンターなどで見かける銀マットでかまいませんよ」。
工場の省エネと聞くと大がかりな設備投資を連想しがちですが、プロの目はこんな小さな部分にも注がれていました。
蒸気の「カスケード利用」とは?
「今後考えるべき宿題ですね」と仰る寺内様の頭の中には、既に将来のプランが描かれつつあるようです。
一旦、今回ご提案内容をおあずけし、社内でご検討いただきます。
次回は、導入いただいた施策の進捗確認や、運用に際してのご相談を含め、ひかり工業の省エネプロジェクトを、総合的にフォローアップさせていただきます。