• 提案４

  空調設備

  室外機の設置環境改善

  省エネ効果	0.1kL/年
  削減金額	8千円/年
  設備投資額	10千円（回収1.3年）
  設備概要	空調機（4kW×1台）

  キーワード

  移設

  内容

  室外機1台は壁面との隙間が狭く、吸気が側面からのみであるため熱交換効率が悪い。壁面との隙間を100㎜以上確保して効率向上（+10％）を図り、空調機の電力消費量を削減することを提案。

• 提案５

  コンプレッサ

  インバータ制御型スクリューコンプレッサへの更新

  省エネ効果	2.8kL/年
  削減金額	238千円/年
  設備投資額	3,000千円（回収12.6年）
  設備概要	コンプレッサ（37kW×1台）

  キーワード

  高効率機への更新

  内容

  現状のコンプレッサ（従来型）は、設置後14年経過。他のコンプレッサ2台と効率良く運転するためにインバータ制御型に更新し、電力消費量を削減することを提案。

  （注）インバータ制御型は、流量に応じて吐出圧を一定に保つように回転数を制御するため、消費動力が流量に応じて減少し、省エネ効果が大きい。

• 提案６

  エア配管

  ヘッダ配管の太径化、レシーバタンクの追加

  省エネ効果	1.5kL/年
  削減金額	131千円/年
  設備投資額	20千円（回収0.2年）
  設備概要	コンプレッサ（2台、計77kW）

  キーワード

  その他（エア配管の太径化）その他（レシーバタンクの容量増加）

  内容

  ①コンプレッサ出口とレシーバタンクとの間で0.05MPaの圧力損失があるため、途中のヘッダ配管径を一回り太くして配管ロス低減し、コンプレッサの吐出圧力を低減（0.60→0.55Mpa、▲0.05MPa）。②エア圧変動が多発するため、レシーバタンク容量を増加（遊休タンク1台を追加）。①②より、コンプレッサの電力消費量を削減することを提案。

• 提案７

  生産設備

  集塵装置の分散設置化

  省エネ効果	24.2kL/年
  削減金額	2,081千円/年
  設備投資額	15,000千円（回収7.2年）
  設備概要	集塵機（3台、計108kW）→集塵機（1.5kW×25台、計37.5kW）

  キーワード

  その他（集塵機の小型分散設置化）

  内容

  大型集塵機が工場単位で設置され、塵埃の配管内落下を防ぐために常時運転している。①設備毎に小型集塵機を設置、②対象設備との連動運転化（不要時の停止）　により、電力消費量を削減（▲78％）することを提案。

• 提案８

  照明

  水銀灯を高効率蛍光灯に更新

  省エネ効果	3.8kL/年
  削減金額	329千円/年
  設備投資額	2,331千円（回収7.1年）
  設備概要	FLR蛍光灯、水銀灯→Hf蛍光灯、高出力蛍光灯

  キーワード

  高効率照明への更新

  内容

  ①FLR蛍光灯をHｆ蛍光灯に、②天井の水銀灯を高出力蛍光灯（2灯用HT形鏡面反射笠付高出力タイプ（中～高天井用））　に更新し、電力消費量を削減することを提案。

  現状	更新案	台数	投資 (千円)	効果 (千円/年)	回収 年数
  ①FLR蛍光灯(85W/台)	Hf蛍光灯（65W/台）	75	900	70	12.9
  ②水銀灯(415W/台)	高出力蛍光灯（210W/台）	27	1,431	259	5.5

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。