• 提案１

  空調設備

  上下温度差の解消による空調設定温度の緩和

  省エネ効果	5.6kL/年
  削減金額	351千円/年
  設備概要	―

  キーワード

  設定温度の適正化

  内容

  暖房時、室温の上下温度差を解消するためにサーキュレーターを導入する省エネ対策を実施中である。上下温度差を解消し、設定温度を１℃下げることで、電力消費量を削減することを提案。

• 提案２

  空調設備

  空調室外機周辺に散水装置導入

  省エネ効果	2.6kL/年
  削減金額	167千円/年
  設備概要	―

  キーワード

  室外機への散水、日射対策、移設

  内容

  室外機設置床面（屋上）の温度が高温であり、吸込み温度が上昇している。工業用水の利用で設置床面温度を下げることで、電力消費量を削減することを提案。

• 提案３

  換気設備

  排気ファン不要時の停止

  省エネ効果	2.3kL/年
  削減金額	146千円/年
  設備概要	―

  キーワード

  運転時間の短縮（待機時）

  内容

  施設内は開放された空間が多いのに対して、多数の排気ファンがある。玄関自動ドア開閉時に外気が勢いよく侵入している（建物の給排気バランスは負圧）。排気ファンの不要時の停止により、暖房負荷となる自然侵入空気を防ぐことで、電力消費量を削減することを提案。

• 提案４

  照明

  通所サービスエリアの照度調整

  省エネ効果	0.3kL/年
  削減金額	20千円/年
  設備概要	器具消費電力Hf16×4灯/台（65W/台）

  キーワード

  その他（照度の適正化）

  内容

  通所サービスエリア（デイケア、および機能訓練室）の照明はHf16型蛍光灯が使用されているが、照度は900Lx以上あるので、調整機能を利用して700～800Lxに下げることにより電力消費量を削減することを提案。

• 提案５

  衛生設備

  暖房便座の設定温度調整

  省エネ効果	0.3kL/年
  削減金額	18千円/年
  設備概要	暖房便座（291kWh/台・年×41台）

  キーワード

  その他（便座保温温度の調整）

  内容

  暖房便座が多く設置され、最高温度（37℃程度）に近い状態で使用している。また、この状態で24時間いつでも使用できるようにふたはしていない。無段可変式コントローラーを中間程度まで戻して使用することで、電力消費量を削減することを提案。

• 提案６

  OA・事務機器

  パソコン自動節電プログラムの導入

  省エネ効果	0.2kL/年
  削減金額	13千円/年
  設備概要	ノート型（16W/台×14台）、デスク型（31W/台×6台）

  キーワード

  節電モード設定（待機電力の削減）

  内容

  パソコンは約20台使用しているが、統一した節電対策は未実施である。自動節電プログラムを導入して、電力消費量を削減することを提案。

• 提案７

  その他

  ホットパック保温庫の保温

  省エネ効果	0.2kL/年
  削減金額	10千円/年
  設備概要	保温庫表面積2.0m2、保温庫表面放射率 0.1

  キーワード

  その他（保温・断熱強化）

  内容

  ホットパック保温庫（70℃温水槽）の表面は40℃と高温である。保温施工が施されていないので、周囲へ大きな熱放散がありエネルギー損失となっている。そこで、表面に保温材を施工することで放熱量を抑え、電力消費量を削減することを提案。

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。