省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

介護・福祉(特別養護老人ホーム)

老人福祉・介護事業のケース

特別養護老人ホ-ム 丸山長寿園 様
地域:
四国
従業員:
約100名

特別養護老人ホーム 丸山長寿園様では年間エネルギー使用量のうち約60%が電気、残りの40%が熱(A重油・LPG)の使用量です。電力使用量が多いのは7~9月で、冷房に使用している空冷チラーが大半を占め、一方、熱エネルギーは12~2月が多く、暖房用と給湯用のボイラが大半を占めていると思われます。大きな省エネルギーを図る手段としては、現状の空調システムを高効率空調機に、給湯システムを高効率ヒートポンプを活用したシステムへの更新提案ですが、投資が必要となることから、空調設備の運用面での改善について提案を行いました。

24.2%減 4,822千円/年の削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
LPG
(千kg/年)
A重油
(kL/年)
上水
(千m3/年)
改善前 466 12 0 20
改善後 403 12 55 20
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 空調設備

    空調設定温度の適正化

  • 提案2 ボイラ

    空気比の適正化

  • 提案3 OA・事務機器

    パソコンの待機電力の削減

投資改善

  • 提案4 デマンド管理

    デマンド監視制御装置の導入

  • 提案5 衛生設備

    建物中央トイレへ擬音装置を設置

  • 提案6 空調設備

    個別空調方式への更新

  • 提案7 ボイラ

    高効率ヒートポンプシステムへの更新

  • 提案8 照明

    高効率蛍光灯への交換

  • 提案9 受変電設備

    受電設備の統合

コストをかけずに実行できる運用改善 3案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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