省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

食料品(乾麺)

食料品製造業のケース

株式会社みうら食品 様
地域:
東北
従業員:
約25名

株式会社みうら食品様では、山形県工業技術センターの電力等測定事業を活用し、電力の見える化に取り組むほか、不要照明の消灯などの運用改善に加え、高効率照明の導入などを実施されています。今回、省エネ推進を行うための体制整備・PDCAや計測や、分析についての具体的な方法へのアドバイスを受けることを目的に受診されました。現状のエネルギー消費は、熱量比率でみると、電力が47%、燃料が53%であり、エアコンプレッサの吐出圧低減、給排気ファンへのインバータ導入など電力関連と、ボイラの空気比・蒸気圧低減、蒸気配管・バルブの保温など燃料関連の省エネをご提案しました。

12.7%減 2,064千円/年削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
LPG
(千kg/年)
A重油
(kL/年)
改善前 350 9.2 90
改善後 287 9.2 82
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 ボイラ

    蒸気ボイラの空気比低減

  • 提案2 コンプレッサ

    エアコンプレッサ吐出圧力低下

  • 提案3 ボイラ

    蒸気元圧力の低下

  • 提案4 コンプレッサ

    エア配管の漏れ防止

投資改善

  • 提案5 乾燥炉

    乾麺乾燥用空調機の給排気ファンのインバータ導入

  • 提案6 蒸気配管

    蒸気配管・バルブの保温

  • 提案7 蒸気配管

    蒸気トラップの管理

  • 提案8 デマンド管理

    デマンド監視制御装置導入

  • 提案9 生産設備

    配管ヒーター比例制御の導入

コストをかけずに実行できる運用改善 4案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 5案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

PDFダウンロード