九電テクノシステムズ株式会社様はエネルギー使用管理が良好で、かつ空調や照明の日常管理および高効率照明やデマンドメーターの導入など省エネ活動に積極的です。診断の結果、外気導入量低減や空調機器へのインバータ導入など空調を中心とする項目をご提案しました。
提案1
空調設備
外気導入量の低減
省エネ効果 | 5.8kL/年 |
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削減金額 | 368千円/年 |
設備概要 | 外気処理ユニット 処理容量 31,750m3/h |
キーワード
外気導入量・換気量の適正化
内容
室内環境目標値(900ppm)に対し、現状(600ppm)は過剰換気状態なので外気導入量を減らし、外気導入に伴う空調電力量を低減することを提案。
※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。
提案2
空調設備
外気処理ファンへのインバータ導入
省エネ効果 | 4.6kL/年 |
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削減金額 | 296千円/年 |
設備投資額 | 750千円(回収2.5年) |
設備概要 | 外気処理ファン電動機容量 15kW×1台 |
キーワード
インバータ導入
内容
外気処理ファン(外気導入ファン)で外気導入量を削減する場合、現状のダンパー絞りからインバータ制御に変更し、ファン回転数を減らして風量を下げ電力使用量を低減することを提案。
提案3
換気設備
全熱交換器の外気導入および排出ファンへのインバータ導入
省エネ効果 | 4.3kL/年 |
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削減金額 | 277千円/年 |
設備投資額 | 929千円(回収3.4年) |
設備概要 | 全熱交換器 ファン容量[導入用11kW+排出用7.5kW] |
キーワード
インバータ導入
内容
全熱交換器の換気ファンは現状100%風量で運転だが過剰換気なので80%風量に減らす場合、現状のダンパー制御からインバータ制御に変更し、ファン回転数を減らして風量を下げ電力使用量を低減することを提案。
提案4
受変電設備
低損失型変圧器に更新
省エネ効果 | 4.2kL/年 |
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削減金額 | 272千円/年 |
設備投資額 | 11,000千円(回収40.4年) |
設備概要 | 単相:200kVA×2台+20kVA×1台、<br /> 三相:500kVA×2台、300kVA×1台、75kVA×1台、20kVA×1台 |
キーワード
高効率変圧器への更新
内容
現変圧器は旧来の標準型であるが、最新の低損失型に更新して変圧器損失を低減することを提案。
※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。