• 提案３

  生産設備

  射出成形機の保温対策

  省エネ効果	11.9kL/年
  削減金額	724千円/年
  設備投資額	1,200千円（回収1.7年）
  設備概要	射出成形機

  キーワード

  保温対策

  内容

  射出成形機が12台稼動しているが、電気ヒーター部（ヒーター容量7.5kW）が保温されていない。シリンダ表面温度は、約130℃であり、この表面を保温材（グラスウール）で保温して電力消費量を削減することを提案。

• 提案４

  デマンド管理

  デマンド監視制御装置の導入による契約電力の低減

  省エネ効果	ー
  削減金額	270千円/年
  設備投資額	400千円（回収1.5年）
  設備概要	デマンド監視制御装置

  キーワード

  デマンド監視制御装置の導入（電気使用量の見える化装置の導入を含む）

  内容

  現在の契約電力は291kWである。最大電力は3月に発生している。最大電力の低減目標を270kWと定め、この値に近づいたら、デマンド監視制御装置から警報を出力させ、予め定めた遮断可能な負荷（空調機）の電源オフして最大電力を抑制することで、契約電力を、291kW→270kWへ21kW低減することを提案。

• 提案５

  冷却設備

  冷却水ポンプへインバータの導入

  省エネ効果	1.2kL/年
  削減金額	72千円/年
  設備投資額	100千円（回収1.4年）
  設備概要	ポンプ：3.7kW

  キーワード

  インバータの導入

  内容

  現在、冷却水ポンプ（3.7kW×1台）は、射出成形機の冷却水循環用として24時間定格運転をしている。しかし、必要とする冷却水量は、射出成形機の稼動台数や季節によって変動し、少ない時もあることから、インバータによる回転数制御で必要に応じた冷却水量を送ることで、電力消費量を削減することを提案。なお、流量制御幅は、現状の80%（冬季）～100%（夏季）と想定して年平均90%流量制御で試算。

• 提案６

  照明

  高効率照明への更新

  省エネ効果	0.8kL/年
  削減金額	47千円/年
  設備投資額	59千円（回収1.3年）
  設備概要	照明

  キーワード

  高効率照明への更新

  内容

  ①外灯用水銀灯（400W×2台）は、設置後21年を経過し更新時期を迎えている。また損失が大きいことから損失が少なく、明るさがほぼ同等の高圧ナトリウムランプ（220W×2台）に交換（安定器とランプ）。②投光器に使用されているレフ電球（白熱電球100W×1台）をLEDランプ（14W×1台）に更新。③従来型蛍光灯（FLR110×2灯用×10台）220Wのランプを節電型ランプ200Wに交換。①、②、③を実施することで電力消費量を削減することを提案。

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。