省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

金属(鍛工品製造)

鉄素形材製造業のケース

小林鍛工株式会社 様
地域:
近畿
従業員:
約30名

小林鍛工株式会社様では、経営者の強い経費節減意欲を社内全体に浸透させ、エネルギー改善活動を推進することを目的に受診されました。現状のエネルギー消費は、熱量比率でみると、電力が87%、燃料が13%であり、電力消費は電気炉とコンプレッサで9割を占めています。コンプレッサの運転方法の変更、エア漏れ削減や変圧器の運用変更など電力関連と、焼準炉の排熱利用など燃料関連の省エネをご提案しました。

6.4%減 4,182千円/年の削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
都市ガス
(千m3年)
改善前 3,500 120
改善後 3,219 116
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 受変電設備

    電気炉変圧器電源の運用変更

  • 提案2 コンプレッサ

    コンプレッサの運用方法改善

  • 提案3 冷却設備

    冬季クーリングファン及びポンプの停止

投資改善

  • 提案4 コンプレッサ

    コンプレッサのエア漏れ防止

  • 提案5 工業炉

    焼準炉からの廃熱回収

  • 提案6 生産設備

    金型工場の工作機械等電力損失の改善

  • 提案7 空調設備

    スポット空調機の清掃

  • 提案8 空調設備

    室内を仕切り専用空調機を導入

  • 提案9 工業炉

    焼準炉の保温

コストをかけずに実行できる運用改善 3案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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