省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

その他製造業(絹織物の加工業)

繊維工業のケース

羽前絹練株式会社 様
地域:
東北
従業員:
約28名

羽前絹練株式会社様のエネルギー管理については、現状は、エネルギー使用量および金額を月次集計して経費への影響の有無と捉え、担当者が管理されていますが、今後は、省エネ面も加え、省エネの意義を皆でよく理解し、全員参加で省エネ活動を推進されることを望みます。エネルギー使用量では、電力が21%、燃料が79%の比率です。燃料の中でもB重油が特に多く、その使用先は精錬と乾燥ですので、この両者の省エネ改善がポイントです。

9.4%減 3,505千円/年削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
都市ガス
(千m3/年)
B重油
(kL/年)
灯油
(kL/年)
改善前 460 5 400 14
改善後 413 5 361 14
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 ボイラ

    ボイラ交互運転の廃止

  • 提案2 生産設備

    動力設備の待機電力削減

投資改善

  • 提案3 ボイラ

    蒸気ドレンの回収

  • 提案4 排水処理

    曝気ブロワーのインバータ化

  • 提案5 ボイラ

    蒸気配管・バルブの保温対策

  • 提案6 デマンド管理

    デマンド監視制御装置の活用による契約電力の低減

  • 提案7 照明

    作業灯(白熱電球利用)を防滴型蛍光灯に更新

  • 提案8 給排水

    地下水ポンプのインバータ化

コストをかけずに実行できる運用改善 2案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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