• 提案２

  空調設備

  全熱交換器の採用による熱回収

  省エネ効果	35.2kL/年
  削減金額	2,164千円/年
  設備投資額	30,000千円（回収13.9年）
  設備概要	エアコン12台（計76～86kW、COP：暖房3.5）

  キーワード

  全熱交換換気設備の導入、有効活用

  内容

  空調の給排気では直接外気導入と排気が行われ、熱回収はされていない。特に冬は室内外のエンタルピー差が大きく、多くの熱が捨てられる。全熱交換器を設置して給排気から全熱（温度分と湿気分）を回収することにより、空調電力量の低減を行うことを提案。

• 提案３

  空調設備

  空調室外機の清掃

  省エネ効果	7.6kL/年
  削減金額	465千円/年
  設備投資額	600千円（回収1.3年）
  設備概要	エアコン4台（計294千kWh/年）

  キーワード

  空調換気設備の清掃（熱交換器、フィルタ等）

  内容

  空調室外機では熱交換器フィンの清掃実績が無く、フィンに目づまりが見られる。清掃を実施することにより室外機の効率向上を図り、空調電力量の低減を図ることを提案。

• 提案４

  蒸気配管

  蒸気配管、バルブ、タンク等の保温対策

  省エネ効果	9.3kL/年
  削減金額	563千円/年
  設備投資額	427千円（回収0.8年）
  設備概要	蒸気配管、バルブ、濃縮ブライン槽、タンク

  キーワード

  保温対策

  内容

  蒸気配管やバルブ、タンク類に、未保温部分がある。断熱材で保温することにより放熱損失の低減を行い、燃料消費量を低減することを提案。

  項目	投資 (千円)	効果 (千円/年)	回収年数
  ①配管系：配管（20A×5m、15A×5m）、フランジ（80A×4個）、バルブ（80A×2個、 25A×20個）等	394	545	0.7
  ②濃縮ブライン槽：W0.8m×D1.0m×H1.0m、表面積3.0m2	17	11	1.5
  ③煮呉タンク：W1.5m×D0.7m×H1.0m、表面積3.25m2	16	7	2.3

• 提案５

  蒸気配管

  蒸気式加熱器のドレン回収

  省エネ効果	2.5kL/年
  削減金額	150千円/年
  設備投資額	600千円（回収4.0年）
  設備概要	蒸気式加熱器

  キーワード

  蒸気ドレンの回収、排熱利用

  内容

  蒸気式加熱器のドレン回収が行われていない。加熱器と還水槽とは距離が近いため、効率の良いドレン回収ができる。ドレンを回収し、重油の消費量を低減することを提案。

• 提案６

  排水処理

  曝気ブロワーの操業に応じた運転

  省エネ効果	3.6kL/年
  削減金額	221千円/年
  設備投資額	100千円（回収0.5年）
  設備概要	曝気ブロワー（3.5kW）、攪拌機（4kW）

  キーワード

  間欠運転

  内容

  曝気ブロワーは年中フル運転であるが、排水流入が無い非操業時（土日曜）では一定時間停止し、曝気用電力消費量を削減することを提案。この場合、曝気漕内の好気性細菌が死滅しないように短時間での停止とし、DO（溶存酸素量）値を測定し管理値以上とすることが必要。また、No.1攪拌機も間欠運転(1.5時間運転、2分間停止)をしているので、曝気ブロワーに合わせて非操業時に停止時間を設けることを提案。

• 提案７

  生産設備

  非操業時のLPG気化器の停止

  省エネ効果	0.7kL/年
  削減金額	45千円/年
  設備投資額	100千円（回収2.2年）
  設備概要	LPG気化器

  キーワード

  不要設備の停止

  内容

  LPG気化器は年中電源ONであり、非操業時でも気化器内温水を80℃に保温するためにヒーターが作動している。非操業時（土日及び平日夜間）は電源をカットし、電力消費量を削減することを提案。

• 提案８

  生産設備

  材料溶解にて促進ブローから電動攪拌へ変更

  省エネ効果	7.8kL/年
  削減金額	477千円/年
  設備投資額	100千円（回収0.2年）
  設備概要	撹拌装置

  キーワード

  撹拌方式の変更

  内容

  材料溶解の促進ブローは、0.5MPaの圧縮空気で行われている。同様な装置では電動式攪拌機を使用しており、材料溶解に関してブローである理由は無いとのこと。電動攪拌機に変更し、電力消費量を削減（1/7）することを提案。

• 提案９

  照明

  高効率照明への更新と配置変更

  省エネ効果	0.6kL/年
  削減金額	36千円/年
  設備投資額	100千円（回収2.8年）
  設備概要	水銀灯（315W×4台）→蛍光灯（65W×4台）

  キーワード

  高効率照明への更新

  内容

  高天井の水銀灯は撤去して低い位置に蛍光灯を新設することにより、電力消費量を削減することを提案。

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。