株式会社銀星社印刷所様では、事業所内の照明器具の間引き等に積極的に取り組まれています。診断の結果、空調用屋外機への散水等、屋根への散水による空調負荷軽減、高効率照明への交換により、ピーク電力5%減の目標に対し5.7%減の対策をご提案しました。
提案1
コンプレッサ
吐出圧力の低減
ピーク電力削減 | 0.2kW(0.05%) |
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電力量削減 | 0.6千kWh/年 |
削減金額 | 9千円/年 |
設備概要 | コンプレッサ(3.7kW) |
キーワード
吐出圧力の低減
内容
コンプレッサは吐出圧力が高いほど、所要電力が大きい。エア使用機器の使用圧力を考慮し、吐出圧力を低減(0.8→0.7MPa)することを提案。
提案2
照明
窓際の消灯
ピーク電力削減 | 0.4kW(0.1%) |
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電力量削減 | 0.5千kWh/年 |
削減金額 | 9千円/年 |
設備概要 | 蛍光灯(48W×300台) |
キーワード
不要照明の消灯(昼休み時の消灯)
内容
日中、窓際で明るいスペースに設置された照明の電源を切ることを提案。
※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。
提案3
空調設備
屋外機への散水
ピーク電力削減 | 3.2kW(0.76%) |
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電力量削減 | 1.9千kWh/年 |
削減金額 | 31千円/年 |
設備概要 | 年間冷房電力60千kWh/年 |
キーワード
室外機への散水、日射対策、移設
内容
外気温度が上昇すると屋外機の冷房能力が低下し、圧縮機消費電力が増加する。屋外機の設置場所が35℃を超える場合、屋外機の熱交換フィンに散水し、電力消費量を削減することを提案。
提案4
空調設備
屋根への散水による空調負荷軽減
ピーク電力削減 | 6.9kW(1.63%) |
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電力量削減 | 1.8千kWh/年 |
削減金額 | 29千円/年 |
設備概要 | 年間冷房電力60千kWh/年 |
キーワード
室外機への散水、日射対策、移設
内容
夏の晴天時は屋根の表面温度は50℃以上になり、屋根の断熱構造が簡易の場合は部屋の温度に直接影響する。スプリンクラー等で屋根に散水し、空調負荷を削減することを提案。
提案5
照明
蛍光灯をLED照明に更新
ピーク電力削減 | 13.3kW(3.13%) |
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電力量削減 | 26.5千kWh/年 |
削減金額 | 429千円/年 |
設備概要 | 蛍光灯(300台、85W/台→48W/台) |
キーワード
高効率照明への更新
内容
事務所内の蛍光灯(85W/台)を、LED照明(48W/台)に交換することを提案。
※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。