省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

金属(鋳鉄製ボイラ)

暖房装置・配管工事用附属品製造業のケース

S社 様
地域:
九州
従業員:
約86名

S社様は、エネルギー管理体制を構築して省エネに積極的に取組み、国の方針に基づき省エネ目標値を設定して活動されています。省エネ例としては、加熱炉、リジェネ燃料の転換、自家発電機の導入による契約電力の低減(コストミニマム化)などが挙げられます。エネルギー使用状況では、購入電力が25%に対して燃料が75%です。燃料75%の内の2/3は、自家発に使用していることから電力の割合は約75%です。診断先よりご要望のありましたコンプレッサや照明の省エネ、デマンド監視制御装置の活用などを中心にご提案しました。

2.2%減 2,108千円削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
都市ガス
(千m3/年)
LPG
(千kg/年)
A重油
(kL/年)
灯油
(kL/年)
軽油
(kL/年)
上水
(千m3/年)
改善前 3,982 173 15 799 5 6 15
改善後 3,869 172 15 799 5 6 15
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 コンプレッサ

    コンプレッサの吐出圧力の低減

  • 提案2 コンプレッサ

    コンプレッサのエア漏れの対策

  • 提案3 デマンド管理

    デマンド監視制御装置の活用による自家発電力の抑制(夜間)

  • 提案4 コンプレッサ

    台数増加による台数制御運転で運転時間短縮

  • 提案5 ボイラ

    蒸気ボイラの空気比の適正化

投資改善

  • 提案6 照明

    高効率照明への更新

  • 提案7 照明

    不要時消灯の徹底

  • 提案8 受変電設備

    高効率変圧器への更新

コストをかけずに実行できる運用改善 5案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 3案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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