省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

食料品(海産珍味・豆菓子・ドライフルーツ)

水産食料品製造業のケース

株式会社T食品 様
地域:
東海
従業員:
約170名

株式会社T食品様ではISO活動の一環として省エネに取り組まれていますが、計画的で具体的な活動となっていないとの認識があり、今回受診されました。現状のエネルギー消費は、熱量比率でみると、電力が63%、燃料が37%です。そして、夏季に、生産繁忙期と冷房需要が重なることで電力のピークを迎えます。診断の結果、空調設定温度の緩和、空調熱交換器の清掃、外気導入量の削減、コンプレッサの台数制御など運用改善提案に加え、人感センサによるトイレ照明等の点消灯などの比較的小額の設備改善提案と上水使用量の削減についても、ご提案しました。

9.6%減 3,267千円/年削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
都市ガス
(千m3/年)
上水
(千m3/年)
改善前 860 110 2.7
改善後 822 90 2.0
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 空調設備

    空調設定温度の緩和

  • 提案2 空調設備

    空調熱交換器の清掃

  • 提案3 コンプレッサ

    コンプレッサの台数制御

  • 提案4 換気設備

    外気導入量の削減

  • 提案5 コンプレッサ

    コンプレッサ吐出圧力の低減

投資改善

  • 提案6 デマンド管理

    デマンド監視制御装置の導入

  • 提案7 衛生設備

    女子トイレに擬音装置の導入

  • 提案8 エア機器

    エアガンのノズルサイズ変更

  • 提案9 給排水

    手洗い水洗に泡沫節水器取付

  • 提案10 コンプレッサ

    コンプレッサのエア漏れ防止

  • 提案11 照明

    トイレの照明と換気扇を人感センサーで制御

コストをかけずに実行できる運用改善 5案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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